ご挨拶
理事長
朝戸 香織
創立者である二階堂さんが、17周年の創立記念日に旅立ち(2023.10.1)、
急遽、跡を引き継ぐことになりました。
生前、二階堂さんは「どう生きたいのか」「誰の傍で生きたいのか」が、
利用者にとっていかに大切かを、よく話していました。
それは誰しも同じです。
人としての当たり前の想いに寄り添い、日々の生活を安心して過ごせるように、
誰かの足下を照らせるように、本当の福祉を追求していきたいと思います。
皆と力を合わせて、創立者の遺志を繋いでいきますので、何卒よろしくお願い致します。
創立者
二階堂 道廣
私自身は、立つことも歩くこともできない進行性の難病患者です。
そして、本来私を介護してくれる両親は高齢な上に父は寝たきり、母は重度の認知症でした。
ある人曰く、我が家は「全介護の必要な3人が一つ屋根の下に住んでいる」危機的状態でした。
もちろん近隣の訪問介護事業者に派遣を依頼しましたが、複雑な我が家の要望には応えられません。
苦情を伝えるたびに事業者との関係は悪化し、交代した数は10カ所以上にのぼりました。
このような経験から、これでは私のような家族は普通の暮らしもできないと立ち上げたのが
「ホームヘルブセンターぴかピカ」です。
「利用者が何を望んでいるのか」を基本に、嘆きの声に耳を傾け、利用者自身が立ち上げた訪問介護事業所として、皆さまと共に明るく歩んでまいりたいと思います。
ぴかピカの特長
365日24時間対応します
創立者が重度の障害者だった経験から、人の営みは24時間365日常にあるということを基本に考えています。
医療的ケアにも対応しています
医療の進歩と共に、吸引や注入等の医療処置が必要であっても、サービスを受けながらの在宅生活は可能になってきています。
「住み慣れた自宅で暮らしたい!!」をぴかピカは応援しています。
障害者、寡婦、高齢者の声
社会がなかなか受け入れてくれない障害者、寡婦、高齢者を優先的に採用し、その数は弊社全員の半分以上に上ります。
(全従業員 51名)
一般枠雇用 21名
障害者枠雇用 10名
寡婦枠雇用 6名
高齢者枠雇用 14名
(2024年1月 現在)
ホームヘルプセンターぴかピカで働いている障害者、寡婦、高齢者の声をご紹介します。
ラジオ番組で紹介されました
ニッポン放送の人気ラジオ番組、八木亜希子LOVE & MELODY (H28/4/16放送)で当法人理事長が紹介されました。ぜひお聞きください。
10時のグッとストーリー: 難病・脊髄性進行性筋萎縮症(SPMA)ながらも介護事業所を設立した、二階堂道廣さんの物語 (10分48秒)
ご利用者様の声
私は障害の子供を持つ母親です。長い間入院をしていて、初めて家での生活をすることになり、出会ったのはぴかピカさんでした。今まで1人で子供を育ててきて初めて助けてもらう人と出会いました。私は朝戸さん(管理者・サービス提供責任者)と出会えたことがよかったと思っています。病院まで送迎をしてもらっときも、息子にいつも暖かい言葉をかけてもらい、吸引をしてもらったり、話を聞いてもらったりと本当に有り難く思っています。私は本当にぴかピカの朝戸さんに出会えてよかったし、これからもっともっと息子が大きくなるので、よろしく頼みたいと思っています。皆さんありがとうございます。二階堂さん、よき人材をありがとうございます。
二階堂さん(現理事長)は開業される前から、独居ということを心配され、呼び出しベルを届けてもらいました。 その後、家のすぐ隣にぴかピカさんが開業されました。すぐに契約させてもらい、毎週元気なヘルパーさんに来てもらっています。年寄りにとって住み慣れた我が家で暮らせるというのは最高の喜びです。すぐ飛んできてもらえるというのは一人暮らしにとっては本当に安心です。これからもよろしくお願いします。